静粛性や乗り心地の快適さを重視したコンフォートタイヤは、「運転中の走行音やふらつき、振動が気になる」「車内で音楽を楽しみたい」など、快適性を求める方におすすめのタイヤです。

この記事では、コンフォートタイヤの意味や特徴、寿命や交換時期、また装着のメリットや向いている車種について解説します。
ブリヂストンが展開するおすすめのコンフォートタイヤも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コンフォートタイヤとは

タイヤの写真

コンフォートタイヤとは、静粛性や直進安定性など、乗り心地の快適さを追求して開発されたタイヤのことです。

様々な車種に採用されるタイヤですが、特にミニバン・SUV・軽自動車にはコンフォートタイヤが適しています。
ミニバン・SUVなどの車高が高い車種は、揺れや左右のふらつきが起こりやすく、車体の荷重によるタイヤへの負荷がかかりやすいという注意点があります。
また、通常よりサイズが小さい軽自動車用タイヤも、回転数が多くなる分摩耗しやすいため、操縦安定性が低下する傾向にあります。

コンフォートタイヤであれば制動時のフラットな接地を実現することで、路面から伝わる振動や走行音を低減してくれます。
その結果、高荷重でもふらつきを抑えてブレずに走ることができるのが魅力です。

コンフォートタイヤは、以下のような方におすすめです。

  • ふらつきや振動を抑えたい
  • 燃費性能の高さを重視したい
  • 長時間・長距離のドライブが多い
  • 静かな車内で音楽や会話を楽しみたい

コンフォートタイヤの寿命と交換時期

コンフォートタイヤの寿命は、一般的なサマータイヤ(夏タイヤ・ノーマルタイヤ)と同等とされているため、ここではタイヤ全般の寿命・交換時期について説明します。

タイヤの寿命を判断する材料となるのが、「スリップサイン」です。

スリップサインの写真

※実際の商品でのスリップサインの位置は三角マークの延長線上の位置から多少ずれる場合があります。

タイヤの残り溝の深さが1.6mmになると、三角マークのスリップサインがあらわれます。
スリップサインがあらわれたタイヤは法律により装着・使用が禁止されているため、速やかにタイヤ交換をしましょう。

また、スリップサインの有無に関わらず、タイヤの残り溝が4mm以下になると、タイヤの性能が低下します。

制動距離が長くなることで衝突やスリップなどの事故リスクが高まるほか、ハンドルやブレーキがコントロールできなくなるハイドロプレーニング現象も発生しやすくなります。

タイヤを安全に使用できる寿命の限界は「残り溝が4mm」を目安とし、乗車前には日常点検を行う習慣をつけることが大切です。
溝がしっかりと残っていたとしても、トレッド面(接地部)にひび割れを見つけたり、偏った摩耗が見られたりする場合は、プロによるタイヤ点検を受けることをおすすめします。

ブリヂストンのタイヤ販売店では、無料でタイヤ点検を行っていますので、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

おすすめのコンフォートタイヤ

ブリヂストンのコンフォートタイヤの写真

ブリヂストンのおすすめのコンフォートタイヤは、静粛性や乗り心地、耐摩耗性、ハンドリング性などを高次元で両立させた「REGNO(レグノ)」ブランドです。

コンフォートタイヤ「REGNO」は、応答性の良いハンドリングと安定感の向上など、磨き抜かれた走行性能に加え、再生可能資源を使用するなど、タイヤライフサイクル全体での環境負荷の低減を実現したサステナブルな性能を持ち合わせているのが特徴です。

深みを増した空間品質を実現「REGNO GR-XIII」

REGNO GR-XIIIの写真

「REGNO GR-XIII(レグノ ジーアールクロススリー)」は、しなやかなタイヤ変形と、理想の接地を実現する新構造により、従来のモデルよりもさらに空間品質を向上させたコンフォートタイヤです。

ブリヂストンの優れたサイレントテクノロジーを採用し、様々な路面に対応するノイズ抑制技術を進化させ、静かな走行による深みを増した空間品質を実現しています。

さらに、応答性の良い軽快なハンドリングと安定感の向上により、レーンチェンジやコーナリング時の車体のふらつきを低減し、磨き抜かれた走行性能と快適な乗り心地を追求しています。

ミニバン専用コンフォートタイヤ「REGNO GRVⅡ」

REGNO GRVⅡの写真

「REGNO GRVⅡ(レグノ ジーアールブイ ツー)」は、ミニバン専用※のコンフォートタイヤです。
静粛性はもちろん、乗り心地や運動性能、低燃費性にも優れているため、より上質で快適な車内空間を実現します。

車内空間が広いミニバンのなかでも、特に走行音が気になるとされているのが、リアタイヤ(後輪のタイヤ)の上に位置する後席です。
静粛性を追及したブリヂストンのコンフォートタイヤ「REGNO GRVⅡ」なら、後席でも静かな空間で音楽や会話を楽しむことが可能です。

ふらつきの発生を最小限に抑えるため、タイヤの外側をミニバン用に最適化した「レグノミニバン用サイドチューニング」の採用により、コーナリング時はもちろん、横風、路面のうねり等の外乱入力時にも、静粛性を犠牲にすることなく上質な走りと優雅な乗り心地を維持することができます。

低燃費性能とウェット性能も高次元で両立させているため、ミニバンやSUV(一部サイズ)の快適性を高めたい方、車内を心休まる空間にしたい方におすすめのタイヤです。

※ミニバン専用タイヤは、そのタイヤサイズが主に使用される車種で区分しています。従って、車種別専用設計タイヤのサイズが使用車両の新車装着サイズやオプションサイズ、あるいはサイズ対応が認められているサイズであれば専用車種以外の車でご使用いただいても問題ありません。


▼REGNO GRVⅡ 利用者商品レビュー

REGNO GRVⅡのレビューの写真

REGNO GRVⅡのレビューの写真

軽自動車専用コンフォートタイヤ「REGNO GR-Leggera」

REGNO GR-Leggeraの写真

「REGNO GR-Leggera(レグノ ジーアール・レジェーラ)」は、軽自動車専用のコンフォートタイヤです。

軽自動車は、日常の買い物や家族の送り迎えなどの街乗りから高速道路の走行まで幅広いシーンで人気がありますが、ロードノイズや振動を感じやすいという面もあります。

「REGNO GR-Leggera」は軽自動車特有のノイズや振動を抑制し、様々な速度域で優れた静粛性と乗り心地を発揮できるように設計されています。

また、「REGNO GR-Leggera」専用の非対称形状・非対称パタン・高剛性トレッド、およびパワーサイド構造を採用することで、ふらつきを低減し、快適な乗り心地を実現しています。

さらに、タイヤの接地面の動きを計測・予測・可視化するブリヂストンの独自技術「ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)®」により、タイヤと路面の接地圧を均等化させて走ることができるのも特徴です。
高耐摩耗ゴムを採用することで、ウェット性能はもちろん、低燃費性能を犠牲にすることなくタイヤを長持ちさせる性能を向上することに成功しました。

実際に、「REGNO GR-Leggera」のタイヤ摩耗寿命は、当社従来品と比較して10%も向上しています。
より安全に長く使用できるタイヤを探している方におすすめのコンフォートタイヤです。


▼REGNO GR-Leggera 利用者商品レビュー

REGNO GR-Leggeraのレビューの写真

REGNO GR-Leggeraのレビューの写真

コンフォートタイヤを購入するならブリヂストン タイヤオンラインストアへ

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静粛性と乗り心地を追及して開発されたコンフォートタイヤは、静かで心休まる車内空間を実現できるほか、低燃費性やタイヤの持ちに優れているという特徴があります。

長時間のドライブも快適に過ごしたい、車内では家族・友人との会話やお気に入りの音楽を楽しみたいという方は、ぜひコンフォートタイヤへの交換をご検討ください。

今回紹介したおすすめのコンフォートタイヤ「REGNO」ブランドは、ブリヂストン タイヤオンラインストアでご購入いただけます。
コンフォートタイヤを購入される際は、ぜひブリヂストン タイヤオンラインストアをご活用ください。