タイヤ交換 / タイヤの選び方
安全なカーライフを送るために、タイヤは重要な役割を果たしています。車の「走る」「曲がる｣「止まる」といった基本的な性能は、すべてタイヤを通じて路面に伝えられています。そのため、点検で自分のタイヤの状況を把握することや、適切なタイミングでタイヤ交換を行うことはとても重要です。
タイヤの寿命・交換時期はいつ？
溝をチェック、スリップサインの確認
タイヤがすり減り、残っている溝の深さが1.6mmになると、スリップサインと呼ばれるマークが出てきます。1箇所でもスリップサインが出たタイヤは、道路交通法で装着・使用が禁止されています。
実際の商品でのスリップサインの位置は三角マークの延長線上の位置から多少ずれる場合があります。
しかし、スリップサインが出ていなくても残り溝4mm以下がサマータイヤを安全に使用できる寿命の限界といえます。タイヤの種類や偏平率によって多少異なるため、4mmにこだわらずトレッド部分が50％ほど摩耗したら交換を検討しましょう。
タイヤ交換のステップ
お店でのタイヤ交換が実際にどのように行っているのか、簡単にみていきましょう。
タイヤ交換の流れ
リフトアップ作業
車両のメカニズム等の確認後、リフトアップ作業を行います。ナットを十字レンチまたはインパクトレンチで外したあとに車輪を取り外していきます。
ホイールからタイヤを取り外す
ホイールフランジの外側にチャッキング後、ホイールからタイヤを外します。
ホイールにタイヤを組み込む
マウントヘッドのセッティングを行い、新しいタイヤを組み込みます。
作業機材
ホイールとタイヤの着脱にはこのような機材を使用して作業を行います。
バランス調整作業
バランサーにデータを入力し測定を実施します。測定結果に基づき、修正のウェイトを貼り付けます。
車体への取付け作業
清掃点検後、タイヤを車体に取付けていきます。ホイールボルトに接触しないようにタイヤを挿入しナットを締め付けていきます。
締付けおよび確認
トルクレンチを使い、規定トルク値で締付けていきます。タイヤおよびホイール、キャップ、ボルト・ナットがフェンダーからはみ出してないことや車体との接触が無いことを確認します。
タイヤの保管
タイヤの保管方法・保管場所が大切。保管する際は直射日光や雨風が当たらず、なるべく暗く涼しい場所がベストです。
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失敗しないタイヤの選び方
ひとことでタイヤと言っても、商品によって様々な特徴があります。
スタッドレスタイヤなど季節に応じたタイヤ。性能に特徴を持つ、スポーツ性能を重視したタイヤ、低燃費性を重視したタイヤ。SUVやミニバンなどの車種専用設計タイヤなど。
クルマを運転するうえでお客様にあったタイヤを選びましょう。
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