ジムニーの写真

「ジムニー」ならこのタイヤで
より楽しく快適に。
第2世代660ccエンジン車以降の
歴代モデルに
おすすめの
タイヤをご紹介します

キビキビ走る軽快さと扱いやすさ、そして野山を駆け巡ることができる優れたオフロード性能を兼ね備えた軽自動車規格のSUV「スズキ ジムニー」。その魅力を存分に味わうには、用途やクルマに求める走りに応じた「タイヤ選び」が重要です。ジムニーにおすすめのタイヤを紹介します。

第2世代以降の乗用ジムニーの
タイヤサイズは「175/80R16」

スズキ ジムニーは、1970年にデビューし、2025年現在で大きく4世代にわたって変遷を続け、たくさんのファンに愛されてきました。
この記事では、現役で活躍している車両の多い第2世代の660ccエンジン搭載車以降のモデルについて取り上げますが、ごく一部の商用バングレードを除きタイヤはすべて「175/80R16」サイズが標準装着となります。

生産年と車両の型式、装着タイヤサイズは、以下の通りです。

車種 生産年 型式 タイヤサイズ
第2世代 660ccエンジンモデル
(JA11系)
1990年3月〜1998年10月 JA71V、JA71C、JA11V、
JA11C、JA12W、JA22W
175/80R16 91Q
第3世代(JB23W) 1998年10月〜2018年7月 JB23W 175/80R16 91S
第4世代(JB64W系) 2018年7月〜 JB64W 175/80R16 91S

「オン」「オフ」、
どちらを重視するかによって
タイヤのチョイスが変わる

コンパクトなボディゆえ街中でも利便性が高く、日常使いにもぴったり。 しかも質実剛健なクロスカントリーモデルだから、未舗装路など路面状況の悪いステージでの走りも得意。
街乗りからアウトドアレジャーまで幅広く楽しめる、そんな二面性がジムニーの大きな魅力と言えますが、どちらのシーンにおける走行を重視するのかによって、タイヤの選択肢は変わります。

普通乗用車に比べて車高・重心が高いSUVは、カーブや高速道路でふらつきやすく、ノイズやタイヤの偏摩耗が発生しやすいという特徴があります。
そのためジムニーには、SUVの特性に合わせて専用に設計されたタイヤがおすすめです。

このSUV専用タイヤには大別して「オンロードSUVタイヤ」と「オフロードSUVタイヤ」があります。

「オンロードSUVタイヤ」は、一般道から高速道路まで、舗装された道路の走行に適したタイヤです。
燃費性能や耐摩耗性能に優れた環境配慮型の製品が多く、平坦な路面を快適に走行できるように、静粛性や乗り心地、直進安定性などが重視されています。

一方、「オフロードSUVタイヤ」は、舗装されていない道路の走行に適したゴツゴツとした凹凸のあるトレッドパタンを採用し、ワイルドな見た目が特徴です。
ぬかるんだ泥道や砂利道など、悪路でも安定した走行ができるように、トラクション性(タイヤと路面間で生じる駆動力)とハンドリング性(ハンドル操作に対する応答性)に優れています。

オンロード、オフロードどちらの性能を重視するかが、タイヤ選びに大きく影響するわけですが、「オンロードSUVタイヤ」、「オフロードSUVタイヤ」それぞれのおすすめタイヤを紹介します。

ALENZA(アレンザ)のタイヤ画像

優れた静粛性や
快適性を追求した
オンロードSUVタイヤ
「ALENZA LX100」

  • 高次元の静粛性を実現
  • SUV専用設計によるふらつき低減
  • 高い耐摩耗性を実現しライフ性能にも配慮

優れた静粛性を実現するとともに、応答性の良いハンドリングと安定感の向上によって、すっきりとした乗り味を楽しめる「ALENZA LX100」。
オンロードがメインで走行される方には、より快適に移動できる「ALENZA LX100」がおすすめです。

DUELER(デューラー)のタイヤ画像

走破性と快適性を両立した
オフロードSUVタイヤ
「DUELER A/T002」

  • 快適性にこだわりつつ未舗装路での走破性を向上
  • オンロードでの静粛性にも配慮
  • 十分なトラクションを持続的に発揮するための高いライフ性能を実現

オールステージタイヤに求められる「様々な路面での走破性と快適な走り」を高いレベルで両立した「DUELER A/T002」。
舗装路も走るが、林道など未舗装路を走行することがあるので走破性にはこだわりたい、といった方におすすめのタイヤです。

第2世代660ccモデル
(1990〜1998年):
550ccから660ccに
排気量アップしても
タイヤサイズは変更なし

ここからは各世代別にグレードも紹介しながら適合するタイヤを紹介します。

初代ジムニーは1970年から1981年まで生産。1981年から1998年まで生産された第2世代のジムニーは当初550ccエンジンを搭載し、当時の軽自動車規格は現在と異なるものでした。
1989年に排気量が現行の660ccにアップし、ボディサイズも拡大されましたが、これに合わせてジムニーも翌年に、第2世代の途中から660ccエンジン搭載車へと進化。

タイヤは下記の通り175/80R16 91Qサイズが標準装着されています。

【第2世代660ccモデル スズキ ジムニー タイヤサイズ&適合タイヤ】

  • タイヤサイズ:175/80R16 91Q
  • 適合タイヤ:ALENZA LX100、DUELER A/T002、DUELER H/L850

【JA71V、JA71C、JA11V、JA11C、JA12W、JA22Wスズキ ジムニー(175/80R16 91Q)】

グレード 登場年 型式
パノラミックルーフ EC 1990~1995 JA11V
バン HC 1990~1995 JA11V
フルメタルドア CC 1990~1995 JA11C
ワイルドウインド 1990~1995 JA11V
スコットリミテッド 1992~1991 JA11V
ワイルドウインドリミテッド 1992~1994 JA11V
サマーウインド リミテッド 1994 JA11V
ランドベンチャー 1995 JA11V
ワイルドウインド 1995~1998 JA22W
ハードトップ XC 1995~1998 JA22W
パノラミックルーフ YC 1995~1998 JA22W
ハードトップ XS 1995~1998 JA12W
ハードトップ XB 1995~1998 JA12W
幌 CC 1995~1998 JA12C
ランドベンチャー 1996 JA22W
ハードトップ フィッシングマスター 1997~1998 JA22W
ハードトップ ワイルドウインド 1997~1998 JA22W
ハードトップ XL 1997~1998 JA12W
ハードトップ ランドベンチャー 1998 JA22W
ハードトップ XLリミテッド 1998 JA12W

第3世代(1998〜2018年):
快適で豪華、
よりスタイリッシュに
なったJB23Wは先代の
タイヤサイズを踏襲

車の写真

オフロードビークルらしい精悍でシャープなボディの先代モデルから一変、より柔らかな丸みを帯びたスタイリングをまとって登場したJB23W。
洗練されたフォルムとたくましいオフロード性能を融け合わせ、街乗りからオフロードまで快適な乗り心地を実現したことで、より幅広いファンを獲得しました。

タイヤは先代モデルと変わらず175/80R16 91Qサイズが標準。JB23Wには標準グレードのほか、様々な特別仕様が用意されましたがグレードによって変更はありません。
また、ジムニーは四輪駆動を採用していることで走破性を高めていますが、JB23Wには唯一後輪駆動車がラインアップされていました。
それが2000年に登場したジムニーL、2001年に発売されたジムニーJ2で、カジュアルに街中で楽しめる2WDジムニーとして世に出ています。

【第3世代 スズキ ジムニー タイヤサイズ&適合タイヤ】

  • タイヤサイズ:175/80R16 91Q
  • 適合タイヤ:ALENZA LX100、DUELER A/T002、DUELER H/L850

【JB23W スズキ ジムニー(175/80R16 91Q)】

グレード 登場年 型式
XC 1998~2018 JB23W
XL 1998~2018 JB23W
XA 1998~2018 JB23W
KANSAI 1999 JB23W
ワイルドウインド 2000~2018 JB23W
FISフリースタイルワールドカップリミテッド 2000~2018 JB23W
L 2000~2018 JB23W
J2 2001~2018 JB23W
ランドベンチャー 2001~2018 JB23W
XG 2001~2018 JB23W
クロスアドベンチャーXC 2010~2018 JB23W
クロスアドベンチャーXA 2010~2018 JB23W

第4世代(2018年〜):
SUV人気を追い風に
発売以来人気の衰えない
JB64Wもタイヤサイズは
「175/80R16」

車の写真

初代、第2世代の硬派なオフロードモデルの雰囲気を彷彿とさせるエクステリアデザインを採用し、大ヒット作となったJB64W。
標準装着タイヤは変わらず「175/80R16」サイズを採用しています。

DUELER(デューラー)のタイヤ画像

【第4世代 スズキ ジムニー タイヤサイズ&適合タイヤ】

  • タイヤサイズ:175/80R16 91Q
  • 適合タイヤ:ALENZA LX100、DUELER A/T002、DUELER H/L850

なお、ALENZA LX100、DUELER A/T002については紹介しましたが、今回取り上げた歴代ジムニーについては「DUELER H/L850」も適合タイヤとして装着できます。

「DUELER H/L850」は「オンロードSUVタイヤ」です。優れたコンフォート性能を追求して快適性をさらに高める一方、燃費性能にもこだわり、幅広いお客様の要望に応えるSUV専用タイヤとして開発されています。

【JB64W スズキ ジムニー(175/80R16 91S)】

グレード 登場年 型式
XC 2018~ JB64W
XL 2018~ JB64W
XL スズキセーフティサポート装着車 2018~ JB64W
XG 2018~ JB64W
XG スズキセーフティサポート装着車 2018~ JB64W

ジムニーに快適かつ
しっかりした乗り味を
求めるなら、
タイヤは「ALENZA」
「DUELER」がおすすめ

第2世代660ccエンジン車以降の歴代ジムニーは、ご説明したように標準装着タイヤサイズは「175/80R16」一択になります。
年を追うごとにタイヤの大径化、低偏平化が進む中で、長きにわたって同一のタイヤサイズを採用している例は希有ですが、ジムニーのオンロードとオフロードの性能を高いレベルで両立するには、このサイズが最適ということなのかもしれません。

それだけにタイヤ選びにはこだわりたいところ。
走行シーンに合わせて、「ALENZA」「DUELER」の適合タイヤからお選びください。
SUV専用オンロード コンフォートタイヤの「ALENZA LX100」、「DUELER H/L850」、そして様々な道での走破性と快適な走りを両立したオールステージタイヤ「DUELER A/T002」が選択肢となります。

このうち「DUELER A/T002」はアグレッシブなサイドデザインと、タイヤサイドの文字を高く浮かび上がらせるレイズドブラックレターを採用。
またサイズによっては、タイヤサイドの文字のアウトライン(輪郭)にホワイトゴムを用い、文字が鮮明に浮かび上がったダイナミックなサイドフェイスを演出するアウトラインホワイトレターの設定もあり、ドレスアップ効果も期待できます。

そしてタイヤを購入・交換する際は、記事内で紹介したブランド・製品をすべて取り扱うブリヂストン タイヤオンラインストアの活用をおすすめします。
タイヤの購入から取付作業予約までをすべてオンラインで完結でき、スマートフォンやパソコンで手軽に操作できるのもメリットです。

さらに、取付作業は全国に展開しているB-select※加入店からアクセスの良い店舗を選ぶことができます。
B-selectは、ブリヂストンが接客や作業品質の高い店舗として認定しているため、初めての店舗でもタイヤの取付作業を安心して任せられるでしょう。
あなたのジムニーにぴったりなタイヤをブリヂストン タイヤオンラインストアで購入して、快適で気持ちの良いドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※「B-select」とは、ブリヂストンのタイヤ専門店「コクピット」「タイヤ館」「ミスタータイヤマン」「ブリヂストンタイヤショップ」の中でも、高い接客・作業品質を保つ店舗のネットワークです。