ダイハツ タントに合うタイヤを選ぶ前に確認したいこと
タントは背が高く広い車内空間を持つ反面、カーブでのふらつきが気になったり、タイヤの溝が部分的に偏ってすり減る「偏摩耗」が起きたりしやすい傾向があります。
そのためこうした弱点をカバーできるタイヤ選びが大切ですが、まずは現在装着されている純正タイヤサイズを正確に把握しておきます。
そのうえで、街乗りがメインなのか、それとも長距離ドライブが多いのかといった、普段の車の使い方を振り返ってみましょう。
また、燃費や静粛性、安定感のある走り、雨の日の安心感など、ご自身が重視したい性能の優先順位をつけておくと、スムーズに候補を絞り込めます。
【歴代タント】
初代
2代目
3代目
4代目
年式・型式別ダイハツ タントの純正タイヤサイズ一覧
歴代タントの純正タイヤサイズは、2010年までの一部のグレードに装着されていた145/80R13を除くと、標準的なグレードが155/65R14、より存在感のある精悍なデザインが与えられたカスタムなどの上位グレードが165/55R15を採用しています。
なお、純正と異なるサイズを装着する場合、安全基準を満たすかどうかの確認が必要です。
タイヤの損傷や事故につながる可能性があります。
また、タイヤの外径差によるメーター誤差や車体への干渉があると車検に適合しません。
見た目だけでなく、車両の規定に合うかどうかを最優先に選んでください。
【年式・型式別タントの純正タイヤサイズ一覧】
| 車種 | 生産年 | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| 第1世代 | 2003年11月〜2007年12月 | L350S、L360S | 145/80R13 75S、155/65R14 75S、165/55R15 75V |
| 第2世代 | 2007年12月〜2013年10月 | L375S、L385S | 145/80R13 75S、155/65R14 75S、165/55R15 75V |
| 第3世代 | 2013年10月〜2019年7月 | LA600S、LA610S | 155/65R14 75S、165/55R15 75V |
| 第4世代 | 2019年7月〜 | LA650S、LA660S | 155/65R14 75S、165/55R15 75V |
タントの特徴や歴史とタイヤサイズの確認方法
タイヤ選びへ進む前に、ご自身の車がどの世代にあたるかの確認も兼ねて、タントの特徴や歴史を簡単に振り返ってみましょう。
2003年にデビューした初代は、背が高く室内空間が広い「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立しました。
2007年登場の2代目は、助手席側と後部座席の間のピラー(柱)を省いて大きな開口部を実現する「ミラクルオープンドア」を初採用して注目を浴びました。
2013年にフルモデルチェンジを果たした3代目は、安全性能を高めるなど機能を充実させ、室内空間のさらなる使いやすさを追求しています。
2019年に登場した4代目はダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA」を用いて新たな車体骨格を導入し、大きな進化を遂げています。
購入前に実車のタイヤサイズを必ず確認する
さて、タイヤサイズの一覧表で目安となる純正サイズを把握できたら、次はご自身の車をチェックします。
同じ年式でもグレードの違いによってタイヤの規格が異なるケースがあるので、実車のタイヤを確認することはとても大切です。
いざ購入してから装着できなかったという事態を防ぐためにも、必ず実車での最終確認を行ってください。
サイズの確認は、現在装着されているタイヤの側面にあるサイズ表記を見るのが一番確実です。
また、運転席ドア付近の空気圧表示ラベルや取扱説明書にもサイズの記載があり、確認できます。
【歴代タントカスタム】
初代
2代目
3代目
4代目
タントに合うタイヤを選ぶための3つのポイント
実車のサイズが確認できたら、次はご自身の車の使い方に合わせてタイヤを絞り込んでいきましょう。
サイズが同じであっても、製品によって特徴や性能は大きく異なります。
例えば日々の買い物や送迎など近隣を移動するのが中心なのか、週末に高速道路を使った遠出が多いのかによって、最適な選択肢は異なります。
タントの広い室内空間や使い勝手の良さ引き出し快適に移動するためにも、まずは以下の3つの視点でタイヤに何を求めるのかを見定めてみてください。
ポイント①ふらつきを改善して上質な乗り味を楽しめるタイヤ
軽ハイトワゴンとして、室内の広さ追求したタントは、一般的なハッチバックタイプの軽自動車より背が高いため、高速走行でカーブを曲がるときなどに、思っていたよりも深く傾いたりふらつきを感じたりする方もいらっしゃるでしょう。
このようなふらつきを改善して、ロングドライブでもキビキビとした走りや上質な乗り味を楽しめることを第一に考えるなら、しっかりとした剛性を確保しつつ高い走行安定性を実現するタイヤを選ぶことをおすすめします。
ポイント②低燃費性能とウェット性能を両立したタイヤ
通勤やお買い物、お子様の送迎などの普段使いで、毎日のように街中で車を使用している場合、低燃費と静粛性に優れたエコタイヤが適しています。
乗る頻度が高いからこそ、燃料代の節約や車内の静かさは日々の満足感に直結します。
また、タイヤの性能が安全性に繋がることも知っておいてほしいポイント。
日常的に車を使用するからこそ、雨の日の運転に不安を持つドライバーは少なくありません。
雨天時の移動の不安軽減も求めるなら、エコタイヤのなかでもとくにウェット性能を高めたモデルが選択肢となります。
ポイント③突然の雪にも備えられるオールシーズンタイヤ
降雪地区に住む方は、雪が降る前にスタッドレスタイヤに交換されることが多いのではないでしょうか。
その一方で、ほとんど雪が降らない地域にお住まいの方は、突然の降雪には備えておきたいが、スタッドレスタイヤまでは必要ないとお考えの方もいらっしゃるはず。
そんなご要望にお応えするのがオールシーズンタイヤで、日常使いの基本性能を備えながら、浅い雪道での走行性能も高めています。
日常的的に降雪のある地域を走行される場合には、スタッドレスタイヤの装着をおすすめしますが、雪があまり降らない地域で冬場にいつもの安心感を求める方には、1年を通して装着できるオールシーズンタイヤは選択肢のひとつになるでしょう。
重視するポイント別タントにおすすめのタイヤ3選:ブリヂストンの製品を紹介
タントの使い勝手を最大限に活かすには、車の使い方に合わせたタイヤ選びが求められます。
ここを曖昧にしたまま選ぶと、走行音の大きさが気になったり、燃費の低下が想像を超えてしまったりと、せっかく新しいタイヤに履き替えたのに不満を抱えてしまうかもしれません。
今回はブリヂストンの製品から、重視する性能別に3つのモデルについて、「上質な乗り心地」「日常使いでの安心感」「突然の降雪にも備えたい」といった、それぞれの目的に合う、タントにぴったりのブリヂストンの商品を紹介します。
上質な乗り心地を求める方におすすめの「REGNO GR-XⅢ」
REGNO GR-XⅢ
背の高い車ならではのふらつきを改善し、より上質な乗り味を求める方に
- 走りに必要なすべての性能が高いレベルで融合
- 高い静粛性によって深みを増した空間品質
- 揺れ・突き上げの衝撃を抑え快適で質の高い乗り味
静粛性、乗り心地、ウェット性能、低燃費、ライフ性能のすべてを高いレベルでバランスよく実現したプレミアムタイヤ「REGNO GR-XⅢ」。
なかでもタイヤノイズを抑制するチューニング技術で優れた静粛性を実現し、快適な車内で音楽を楽しめます。
また、接地形状を最適化した構造と振動を吸収するゴムの採用で、揺れや突き上げを抑制し安定して走行できます。
しっかりした走りと快適な車内空間を両立したい方におすすめです。
日常使いでの安心感を求める方におすすめの「FINESSA HB01」
FINESSA HB01
低燃費性能やコスパにこだわり、雨の日でもより快適に運転したい方に
- ブリヂストンのNEWスタンダードタイヤ
- ハイレベルなウェット・低燃費性能
- 優れた性能バランス
新品から摩耗時まで雨天時でも安定した走行性能を実現し、日常のあらゆるシーンでドライバーと同乗者に安心感をもたらす「FINESSA HB01」。
さらに、接地圧がより均一になるように設計され、高いブレーキ性能や耐摩耗性を実現しています。
また、優れた静粛性と乗り心地を実現し、会話や音楽を妨げない快適な車内空間と心地よいドライビング体験を提供します。
タイヤを履き替えるまで、安心感を持って快適にドライブしたい方におすすめです。
突然の降雪にも備えたい方におすすめの「MULTI WEATHER 2」
MULTI WEATHER 2
あまり雪が降らない地域で、急な降雪への安心感をお求めの方に
- 突然の雪にも慌てない
- 冬タイヤ規制の路面も走行可能
- 過酷な冬道はスタッドレスを
突然の雪にも備えられるオールシーズンタイヤ「MULTI WEATHER/MULTI WEATHER 2」は、日常の街乗りから、突然の降雪までを想定したタイヤで、晴れ・雨・浅い雪まで、幅広い路面での使用を考えて設計されています。
あまり雪が降らない地域で、もしもの備えをしたい方へおすすめします。
※圧雪・凍結路や深い雪、急な斜面ではオールシーズンタイヤは十分な性能を発揮できません。
日常的に降雪のある地域を走行される場合には、スタッドレスタイヤのご使用をおすすめいたします。
※タントに145/80R13サイズが装着されている場合
ダイハツ タントは初代と2代目の2010年モデルまで、ベーシックグレードに145/80R13が装着されていることがあります。
この場合には、MULTI WEATHERが候補に挙がります。
ダイハツ タントのタイヤ選びで失敗しやすいポイント
タイヤ選びでは、適合サイズはもちろんのこと、車の特徴に合った性能かどうかを見定める必要があります。
こちらを怠ると、ドライバーだけでなく、同乗者も乗り心地や静粛性が気になることがあるかもしれません。
また、タントのような背の高い車は、カーブを曲がるときに外側のタイヤへ負荷がかかりやすく、偏摩耗しやすい傾向にあります。
よくある失敗例を知っておけば、「しまった」と後悔するようなミスマッチを防げますので、ここでは失敗例についてご紹介します。
不適合なサイズを選んでしまった失敗例
もっとも多いのが、自分の車に合わないサイズのタイヤを購入してしまうケースです。
タントは標準的なグレードに採用された155/65R14のほかに、上級モデルなどで165/55R15が装着されています。
外径や幅が異なるタイヤを買ってしまうと、取り付けできないことがあります。
そして購入後にサイズ違いが発覚すると、返品の手間や追加の送料がかかって想定外の出費につながりかねません。
まずは運転席ドアを開けた内側のパネルに貼られたラベルを確認し、そこに書かれている純正サイズをメモしてから選ぶと確実です。
また装着しているタイヤのサイドにあるサイズ表記も確認しましょう。
耐摩耗性に配慮されていないタイヤを選んだ失敗例
タントのような背の高い車では、タイヤの外側が極端にすり減る偏摩耗に注意が必要です。
これを防ぐには、ふらつきを抑える専用設計を取り入れたタイヤを選ぶことがおすすめです。
摩耗の偏りを防ぐだけでなく、横風を受けたときやカーブなどでのふらつきを抑えることで、運転のしやすさも大きく変わります。
サイズが保安基準に適合していなかった失敗例
タイヤやホイール径が車にあわないものを選ぶと、本来のクルマの性能が発揮できなくなり、安全性へ影響を及ぼす可能性もあります。
一方、純正より外径の大きいタイヤや幅広のタイヤを選ぶケースもあるかと思いますが、フェンダーからタイヤがはみ出したり、スピードメーターに誤差が生じたりすると、車検に通らなくなってしまいます。
タイヤサイズやホイールサイズの変更を検討する際は、ご自身の車の保安基準に適合する範囲内かどうかを店舗で確認するのが確実です。
ダイハツ タントのタイヤに関するよくある質問
タントのタイヤに関してよく寄せられる質問に回答しいたします。疑問解消にお役立てください。
Q.背の高い車のタイヤの偏摩耗を抑える方法はありますか?
A.定期的な空気圧の点検やアライメント測定・調整がおすすめです。
タイヤが適正空気圧に保たれていない、とくに空気圧が不足していると偏摩耗を起こしやすくなります。
タイヤの空気圧は自然に低下しますので、最低でも1ヵ月に1度は適正空気圧かどうかを点検しましょう。
また、タイヤを同じ位置に固定して使い続けると、運転の癖や車の特性により一部分だけが摩耗してしまうケースがあります。
そのため定期的なタイヤの位置交換(ローテーション)を行うことも偏摩耗対策として有効です。
このほか、タイヤとホイールが取り付けられる角度を車の基準値合わせるアライメント測定・調整もおすすめです。
また、先ほど紹介した「REGNO GR-XⅢ」や「FINESSA HB01」は、タイヤの接地がより均一になる技術を搭載していますので、タイヤ選びにこだわるのもひとつの手です。
Q. 年式ごとの純正タイヤサイズに違いはありますか?
A. 初代から現行モデルまで、「155/65R14」と「165/55R15」が純正サイズとして採用されています。
ダイハツ タントは、歴代モデルにおいて「155/65R14」と「165/55R15」を標準装着しています。
ただし、2003年にデビューした初代と、2007年にモデルチェンジして登場した2代目の2010年までは、ベーシックグレードに「145/80R13」を装着していました。
購入前には必ず実車のサイズ表記を確認するようにしてください。
Q. タイヤはどのくらいすり減るまで使用できますか?
A. タイヤの使用限度は、残り溝1.6mmと法令で定められており、残り溝が1.6mmになるとスリップサインがタイヤ表面に露出しますが、残り溝が4mmになったら交換を検討し始める時期です。
そして2mmになったら使用限度間近ですので、交換をおすすめします。
スマホでサクッと完結。ブリヂストン タイヤオンラインストアでの購入がおすすめ
タントの魅力をしっかりと引き出し、快適な走りを楽しむためには、用途に合ったタイヤ選びが欠かせません。
タイヤにどんな性能を求めるかによって、選ぶべきモデルは大きく変わります。
純正サイズを確認したうえで、燃費や快適性など重視するポイントを絞り込めば、迷わずに適した1本を見つけられます。
また、装着タイヤサイズの確認はとても重要です。
実車のタイヤ側面に刻印されたサイズ表記を撮影しておくと、購入時の確認がスムーズです。
納得のいくタイヤを装着し、安全なドライブの準備を整えていきましょう。
そしてタイヤを購入・交換する際は、記事内で紹介したブランド・製品をすべて取り扱うブリヂストン タイヤオンラインストアの活用をおすすめします。
タイヤの購入から取付作業予約までをすべてオンラインで完結でき、スマートフォンやパソコンで手軽に操作できます。
さらに、取付作業は全国に800店舗以上を展開しているB-select※加入店からアクセスの良い店舗を選ぶことができます。
B-selectは、ブリヂストンが接客や作業品質の高い店舗として認定しているため、初めての店舗でもタイヤの取付作業について安心感を持って任せられるでしょう。
あなたのタントにぴったりなタイヤをブリヂストン タイヤオンラインストアで購入して、快適で気持ちの良いドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※「B-select」とは、ブリヂストンのタイヤ専門店「コクピット」「タイヤ館」「ミスタータイヤマン」「ブリヂストンタイヤショップ」の中でも、高い接客・作業品質を保つ店舗のネットワークです。