クルマのバッテリーの寿命や交換時期、費用の目安について紹介します

クルマのバッテリーの寿命・交換時期はどのくらい？

クルマのバッテリーの寿命は、一般的に2〜3年が目安とされています。

これはあくまで目安であり、走行距離や使用頻度、気温の変化などによって前後することもあります。

現在製造されている多くのクルマは、ナビゲーションシステム、ドライブレコーダー、電動シートなどの電装品が標準装備されており、より多くの電力を消費するため、バッテリー負荷がかかりやすくなっています。

バッテリーは消耗品であるため、使用開始直後からゆっくりと性能が落ちていき、寿命の終わり頃には突然性能が低下することも少なくありません。

「昨日まで問題なく動いていたのに、朝になったらエンジンがかからない」といったトラブルが起こる場合もあるため、定期的な点検と早めの交換を心がけましょう。

寿命以外の交換の目安

クルマのバッテリーは2〜3年で交換するのが一般的ですが、寿命以外に劣化を示すサインが表れることがあります。

以下のような症状が表れたときは、バッテリーの寿命が近づいているかもしれません。

• 電圧が12.6V以下まで低下している
• バッテリー端子に青色や白色の粉が発生している
• ヘッドライトが暗く感じる
• エンジンがかかりにくい
• アイドリングストップが作動しない

このような症状は、走行中や駐車中に気づくことも多いです。

「何かおかしい」と感じたら、すぐにカーショップや整備工場で点検を受けることをおすすめします。

クルマのバッテリーを長持ちさせるコツ

バッテリーは消耗品ですが、使い方次第では長持ちさせることが可能です。

ここでは、バッテリーを少しでも長く良好な状態で使うために、日頃の運転で意識したいポイントを紹介します。

「少しだけ乗る」を減らす

クルマのバッテリーは、エンジンをかけてある程度の距離を走行することで充電される仕組みになっています。

そのため、片道数分の通勤や近所への買い物など短距離走行を繰り返すと、充電不足の状態が続き、バッテリーの性能が劣化しやすくなるのです。

特に信号が多くあったり渋滞が起こりやすかったりするエリアでは、走行による充電よりも消費の方が上回る場合があります。

できれば週に1回以上、30分程度の連続走行を心がけることでしっかりと充電されるため、バッテリーの寿命を保つことにつながります。

電装品の使用量を減らす

エンジンを停止した状態でエアコンやオーディオ、ナビゲーションシステムやスマートフォンの充電などを使い続けると、バッテリーのみに負荷がかかり続け、急速に消耗してしまいます。

そのため、アイドリング中や停車中に電装品を多用しないように意識することで、バッテリーの負担を軽減することにつながります。

エンジンを切る前に電装品のスイッチをオフにする習慣をつけておくのも、無駄な電力消費を防ぐポイントです。

バッテリー上がりを起こさない

バッテリー上がりが一度起こると、その後の性能は大きく低下します。

ヘッドライトや車内灯の消し忘れ、長期間のエンジン停止などには、特に注意が必要です。
日頃からバッテリー上がりを起こさないように意識しましょう。

定期的にバッテリーを点検する

バッテリーの劣化は見た目では気づきにくいこともあり、突然トラブルが発生することも少なくありません。

そのため、カーショップや整備工場で3〜6ヶ月に一度の定期点検を受けておくと安心です。

点検では、電圧のチェックや内部抵抗の測定など、見た目では分かりにくい劣化の兆候を数値で把握できます。バッテリーが劣化している場合は交換も可能です。

クルマのバッテリーを交換する際の費用の目安

クルマのバッテリー交換にかかる費用は、交換方法や車両、選ぶバッテリーの種類によって異なります。

バッテリー交換には、大きく分けて「自分で交換する方法」と「店舗で交換してもらう方法」の2つがあります。

• 自分で交換する場合：バッテリー本体費用のみ
• 店舗で交換する場合：バッテリー本体費用＋作業工賃

バッテリー交換は自分でもできますが、難易度が高く、専門知識が必要なためプロに任せるのがおすすめです。

また、バッテリーの本体費用は、車両特性に合わせた専用品や、専用規格品などもあるため、大きく異なります。

クルマのバッテリーの点検ならB-selectがおすすめ

近年ではクルマでの電装品の使用頻度が高くなっていることで、バッテリーに負荷がかかりやすくなっています。

また、バッテリーの劣化には目に見えない部分もあり、知らないうちに劣化が進んでいるケースも少なくありません。

そのため、定期的にプロの点検を受けるのがおすすめです。

ブリヂストンの認定店舗の「B-select」加入店では、専用のテスターを使ってバッテリーの状態を数値で診断し、適切なタイミングでの交換をサポートいたします。

そのほかにも、タイヤの無料点検として空気圧チェックや残り溝、ひび割れ・傷、摩耗具合の確認も同時に実施可能です。

クルマのトラブルを未然に防ぎ、より安心・快適なカーライフを送るためにも、定期的な点検をぜひご活用ください。

クルマのバッテリーは適切な時期に交換してカーライフを楽しもう！

クルマのバッテリーは、一般的に2〜3年ごとの交換が推奨されています。

しかし最近では、車内で使用する電装品が増えたことで、バッテリーにかかる負担が大きくなり、従来よりもバッテリーの劣化スピードが速くなっている傾向にあるため、よりこまめなチェックが必要です。

全国に800店舗あるブリヂストン認定のB-select加入店なら、バッテリー点検のほかにも、タイヤの空気圧・残り溝・ひび割れ・偏摩耗の4項目についても無料でチェックしており、トータルでクルマの安全をサポートしています。

もしも点検でタイヤ交換が必要となった際には、ぜひブリヂストン タイヤオンラインストアをご活用ください。

ブリヂストン タイヤオンラインストアなら、購入から取付作業予約まですべてオンラインで完結し、タイヤは店舗に直接郵送されるため持ち運びの手間もかかりません。

安全で快適な走行のために、日頃からバッテリーやタイヤの点検を行い、楽しいカーライフを送ってください。