ゴールデンウィークや夏休みといった行楽シーズンには、旅行やレジャーで長距離ドライブを計画する方も多いのではないでしょうか。
長距離ドライブを安全かつ快適に楽しむためには、ドライブ前の事前準備と疲れにくくするためのコツを押さえておくと良いでしょう。

この記事では、長距離ドライブ前の事前準備のポイント、疲れない運転のコツやおすすめアイテムを紹介します。

長距離ドライブの事前準備は?

バインダーの写真

まずは、長距離ドライブ前の事前準備で、特に大事なポイントを紹介します。

ガソリンの補充

長距離ドライブに出発する前は、ガソリンタンクを満タンにしておくのがおすすめです。

また、途中でガソリンを補充できるように、目的地までの走行ルートのどこにガソリンスタンドがあるのか、あらかじめ位置を把握しておくことも大切です。

特に、行楽シーズンのドライブは、渋滞に巻き込まれる可能性もあるため、走行中にガソリン切れが起こらないよう、ドライブ前はもちろんのこと、走行中もこまめにガソリンの残量はチェックしましょう。

バッテリーや冷却水・オイルのチェック

長距離ドライブ前のバッテリーや冷却水・オイルのチェックも大切です。

バッテリーが不足すると、エンジンがかからないなどのトラブルを引き起こす可能性があります。
長距離ドライブ前には、バッテリーの状態を確認のうえ、必要に応じてバッテリー交換を検討しましょう。

また、冷却水・エンジンオイルの不足は、オーバーヒートやエンジンの焼き付きを引き起こし、故障の原因となります。

特に長距離ドライブでは、運転が長時間にわたることによって冷却水やオイル不足によるエンジントラブルも起こりやすいため、事前に点検を行ったうえで、足りない場合は補充しましょう。

タイヤの点検

長距離ドライブを安全かつ快適に楽しむためには、出発前にタイヤを点検することが大切です。

点検の際には、以下のポイントを押さえましょう。

  • 適切な空気圧の維持
  • 偏摩耗・傷やひび割れのチェック
  • タイヤの残り溝のチェック

適切な空気圧の維持

タイヤの空気圧に過不足があると、偏摩耗の発生やタイヤの損傷を引き起こし、タイヤの寿命を縮めてしまいます。
さらに、操縦安定性を損なうことで、走行時の重大な事故につながる危険性があるので注意が必要です。

偏摩耗・傷やひび割れのチェック

タイヤの偏摩耗・傷やひび割れがある状態での走行は、パンクやバーストが発生することがあるため大変危険です。
特に、バーストは高速道路の走行時に起こりやすいため、長距離ドライブ前は、タイヤに偏摩耗・傷やひび割れがないかをしっかりと確認しておきましょう。

車のメンテナンスについて
詳しい記事はこちら
 

タイヤの残り溝のチェック

タイヤに十分な残り溝があるかどうかのチェックも大切です。

タイヤの残り溝が浅いと、排水性能が低下します。
そのため、ドライブ中に雨が降った場合や、濡れている路面を走行する場合は、タイヤと路面の間に水が入り込むことで、水膜にタイヤが浮いた状態になります。
その状態で走行すると、ハンドルやブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」のリスクが高まってしまうのです。

特に、ハイドロプレーニング現象は高速道路の走行時に発生しやすいため、タイヤの残り溝はドライブ前に確認してください。

ハイドロプレーニング現象について
詳しい記事はこちら
 

上記の項目を点検のうえ、タイヤの交換が必要だった場合は、ブリヂストン タイヤオンラインストアで購入いただくのがおすすめです。

ブリヂストン タイヤオンラインストアの表示価格には、タイヤの取付工賃も含まれているため、タイヤの取付に伴う店舗での追加費用は発生しないうえ、取付作業予約は最短3日後から可能なので、長距離ドライブの直前でも安心です。

 

走行ルートの確認

長距離ドライブを計画する際には、事前に走行ルートを確認しましょう。

加えて、道路情報から通行止めや渋滞の状況を把握したうえで走行ルートを調整することで、移動時間を短縮し、快適なドライブを楽しむことができます。
長時間の運転は疲れを感じることもあるため、休憩を取れるサービスエリアやパーキングエリア、道の駅などの場所を確認しておくと良いでしょう。

また、天気予報も併せて確認しておきましょう。
悪天候が予想される場合には、交通規制の実施や、渋滞の発生の可能性が高まるため、ルートを再度検討したり、無理をせず中止したりするのがおすすめです。

体調管理

長距離の運転は、ドライバーにとって大きな負担となります。
疲労を伴いやすいため、長距離ドライブ前の体調管理には、普段以上に気を配るようにしてください。

睡眠不足の状態で運転すると集中力が低下し、事故のリスクが高まるため、前日はしっかりと睡眠を取り、体調は万全な状態にしておきましょう。

また、前日の食べすぎや飲みすぎは避け、運転中も適度な水分補給を忘れずにしてください。

万が一、風邪気味など体調が良くないときは無理をせず、中止も検討することをおすすめします。

長距離ドライブが疲れる原因は?

道路の写真

長距離ドライブが疲れる原因としては、以下が挙げられます。

  • 目の疲労
  • 休憩不足
  • 長時間の同じ姿勢
  • エンジン音や振動、ロードノイズ
  • 慣れない道の走行
  • 道路の混雑 など
 

長時間の連続運転は、心身ともに疲れが溜まり、様々なリスクを引き起こします。
そのため、長距離ドライブを行う場合は、2時間を目安に休憩しましょう。

また、慣れない道の走行や渋滞によるストレスも、長距離ドライブの疲労感を高める要因の一つです。
道路情報やルートを事前に把握したうえで、できるだけ渋滞を避けたルートを走行するのがおすすめです。

快適な乗り心地を追求したコンフォートタイヤがおすすめ

前述の通り、長距離運転でドライバーが疲れる要因の一つに、エンジン音や振動、ロードノイズがあります。
特に、高速道路などでスピードを出して走行すると、振動やロードノイズを感じやすくなります。

走行中の振動やロードノイズを軽減するなら、「コンフォートタイヤ」の装着がおすすめです。
コンフォートタイヤとは、静粛性や直進安定性など、乗り心地の快適さを追求して開発されたタイヤです。

ブリヂストンでは、コンフォートタイヤとして「REGNO(レグノ)」ブランドを展開しています。

コンフォートタイヤについて
詳しい記事はこちら

快適に長距離ドライブをするコツ

運転している写真

長距離ドライブを快適に楽しむためには、以下のコツを押さえておきましょう。

走行距離は1日300kmが目安

ドライバーの疲労を軽減し、安全な運転を保つためにも、無理のないドライブ計画を立てることが大切です。
長距離ドライブでは、1日の走行距離は300km程度を目安としましょう。

長距離を運転する際は、適度な休憩を挟むのはもちろん、途中でドライバーを交代したり、経由地で1泊したりするなどの対策をとりましょう。

また、自分が楽に走行できるペースを維持することで、疲れを感じにくくなります。
後続車に追いつかれたときも無理せず譲り、ペースを変えずに走行することもポイントです。

運転時の姿勢

正しい運転姿勢を保つことは、長時間ドライブでの疲労を軽減するためにとても重要です。

シートの位置と角度を調整し、背中全体がシートにしっかりと密着するようにしましょう。背もたれはやや後ろに傾け、腰をサポートするようにすると疲れにくくなります。

さらに、ペダル操作がスムーズにできるよう、足元に十分なスペースを確保するのもポイントです。

休憩を取る

長距離ドライブでは、2時間に一度を目安として休憩を取ることで、疲労を軽減し、運転時の集中力を維持できます。
休憩時には車を降りて、軽く体を動かして筋肉の緊張をほぐし、リフレッシュしましょう。

また、脱水症状を防ぎ、集中力を維持するためにも、適度な水分補給を行うほか、軽食やお菓子でエネルギー補給をするのもおすすめです。

長距離ドライブのおすすめアイテム

ペットボトルの写真

ここからは、長距離ドライブのお供として、おすすめのアイテムを紹介します。

アイテム おすすめの理由
飲み物 水分補給や気分転換に。 一時的な覚醒作用があるカフェイン入りを選ぶのもおすすめ。
ガムやアメ 眠気覚ましやストレス解消におすすめ。
偏光サングラス 運転中の光を軽減し、目を疲れにくくする。
ホットアイマスク 目の疲れを楽にしてくれるため、休憩中に使用するのがおすすめ。
クッション 運転時の姿勢を楽にしてくれる。
携帯用トイレ 万が一の渋滞時も安心。
 

これらのアイテムは、長時間運転をするドライバーの集中力を維持し、快適なドライブを実現するために有効です。

ただし、コーヒーやお茶などカフェイン入りの飲み物は、一時的な覚醒作用があると同時に利尿作用もあるため、長時間の運転中は飲みすぎないよう注意しましょう。

また、ドライブ中にお気に入りの音楽を流すのも、気分転換や眠気覚ましにもなるのでおすすめです。

長距離ドライブの事前準備とコツを押さえて楽しいドライブを

普通自動車の写真

長距離ドライブは、1日あたりの走行距離300kmを目安として、2時間ごとに休憩を挟みながら無理のない範囲で楽しむことをおすすめします。

また、長距離ドライブをより快適に安心して楽しめるように、事前の準備や点検を万全にしておくことも大切です。

特にタイヤの点検は、安全な走行のために大事な事前準備の一つです。

タイヤ点検のうえ、タイヤ交換が必要な場合には、ブリヂストン タイヤオンラインストアを活用するのがおすすめです。
タイヤの取付工賃は表示価格に含まれており、支払いはオンラインで完了するため、店舗でのタイヤ交換に伴う追加費用が発生しません。加えて、取付作業はブリヂストン認定のB-select※加入店のプロが対応するため、作業品質にもご安心いただけます。

※「B-select」とは、ブリヂストンのタイヤ専門店「コクピット」「タイヤ館」「ミスタータイヤマン」「ブリヂストンタイヤショップ」の中でも、高い接客・作業品質を保つ店舗のネットワークです。

長距離ドライブ前のタイヤ点検・交換は、ぜひブリヂストン タイヤオンラインストアをご利用ください。