タイヤの側面に白い文字やロゴが入った「ホワイトレター」は、存在感のあるデザインでクルマの足元を引き立てます。

SUVを中心に様々な車種で採用され、スポーティーさや力強さを演出できるのが特徴です。

ただし、ホワイトレタータイヤは定期的にお手入れをしておかないと美しい見た目を保つことができないため、適切な洗浄やお手入れ方法も知っておく必要があります。

この記事では、ホワイトレタータイヤの特徴やお手入れ方法、ブリヂストンおすすめのホワイトレタータイヤを紹介します。

タイヤの白い文字は何?

DUELERの写真

タイヤの側面に白色でブランド名やロゴ、モデル名が印字されたデザインを「ホワイトレター」と呼びます。

黒1色のタイヤにアクセントを加えることで、クルマ全体の印象を引き締め、存在感を高める人気の装飾です。

クルマの足元をスタイリッシュに演出するだけでなく、タイヤメーカーにとっては、ブランド認知を高めるアピールポイントにもなっています。

ホワイトレターには、大きく分けて下記2種類があります。

  • アウトラインホワイトレター:文字のアウトラインにホワイトゴムを使用したタイプ
  • レイズドホワイトレター:文字をより高く浮かび上がらせて白く塗装したタイプ

また、新品のホワイトレタータイヤは青みがかって見えますが、これは出荷時に白文字部分を保護する専用の保護剤が塗布されているためです。
保護剤は白い文字の汚れや変色を防ぐためのもので、水や中性洗剤で落としてから使用しましょう。

タイヤの洗い方について
詳しい記事はこちら

ブリヂストンのおすすめホワイトレタータイヤを紹介

DUELERの写真

市販のホワイトレタータイヤは、購入した時点で文字部分が白のゴムでできているため、自分で塗装する必要がなく、均一でムラのない仕上がりとなっています。

メーカーの製造基準に沿って品質や耐久性が管理されているので、長期間にわたり鮮やかな白文字を維持しやすいのも魅力です。

変色や劣化にも強く、日常的な洗車と簡単なお手入れで美しさを保てるでしょう。

ブリヂストンは、SUVや4WD向けに展開する「DUELER(デューラー)」シリーズで複数のホワイトレタータイヤを提供し、街乗りから本格オフロードまで幅広い用途に対応しています。

ここからは、ブリヂストンのおすすめホワイトレタータイヤを紹介します。

DUELER A/T002 TypeG

DUELER A/T002 TypeGの画像

「DUELER A/T002 TypeG」は、走破性と快適な走り、ライフ性能を備えたオールステージタイヤです。

デザインを深さわずか 0.4mmの加工へと落とし込み、ブリヂストン独自の技術「LUXBLACK®」を採用した、ダイナミックなデザインが特徴のオンライン限定商品となっています。

片面は個性を引き立てるホワイトレターサイド、片面はシックで力強いブラックレターサイドと両面着用可能なデザインも魅力です。

トレッドパターンの流れがタイヤの塊感を強調し、ブロックデザインが力強さを際立たせます。
従来のタイヤに比べ、溝のデザインがよりアグレッシブになっているほか、LUXBLACK®の緻密なデザインが目を引きます。

DUELERシリーズの写真

DUELER ALL-TERRAIN A/T 002

DUELER ALL-TERRAIN A/T 002の画像

「DUELER ALL-TERRAIN A/T 002」は、オンロードからオフロードまで様々な路面状況に対応し、走破性と快適な走りを両立しつつ、ライフ性能にも配慮したオールテレーンタイヤです。

サイド部分は、通常よりも文字を高く立体的に加工したアウトラインホワイトレターで、クルマの足元を引き締めてくれます。

SUV専用設計により、街中での存在感はもちろん、長距離ドライブやキャンプ、アウトドアレジャーでも映えるデザインが魅力です。

DUELER M/T 674

DUELER M/T 674の画像

「DUELER M/T 674」は、深い泥道や岩場などの過酷なオフロード環境での高い走破性を追求したマッドテレーンタイヤです。

オフロードを走行するタイヤに求められるマッド環境での高いグリップ力や、ハンドリング性能・耐摩耗性を追求しつつも、オンロードでの乗り心地や静粛性にも配慮した設計となっています。

タイヤサイドはアウトラインホワイトレターを採用しており、文字が鮮明に浮かび上がったダイナミックなサイドフェイスを演出します。

ホワイトレタータイヤのお手入れ方法は?

DUELERの写真

ホワイトレタータイヤは、泥やブレーキダスト、紫外線の影響により、徐々に白い文字部分が茶色く変色し、黒ずみが目立つようになります。


美しい見た目を保つためには、定期的な洗浄を行いましょう。

続いては、ホワイトレタータイヤを長くきれいに維持するための具体的なお手入れ方法を紹介します。

中性~弱アルカリ性洗剤で拭き取る

ホワイトレター部分が軽く汚れている程度であれば、中性や弱アルカリ性クリーナーを使い、柔らかい布やスポンジで優しく拭き取るだけで十分です。

ホワイトレター部分を軽く水で濡らしてから作業すると、洗剤のなじみが良くなります。

強く擦りすぎると表面を傷つけてしまう恐れがあるため、汚れが落ちにくい場合は時間をかけて繰り返し優しく洗うのがポイントです。

頑固な汚れはスポンジで擦る

泥やブレーキダストなど、拭き取りだけでは落ちない頑固な汚れは、水をかけてホワイトレターを湿らせてからスポンジで円を描くように擦ります。

力を入れて行うと白文字部分に傷がつき、そこから汚れが入り込みやすくなる可能性があるため、軽い力で丁寧に行うようにしましょう。

パーツクリーナーや石油系カーシャンプー・ワックスの使用は避ける

ブレーキまわりや金属部品の脱脂・洗浄などに使われるパーツクリーナーは、クルマの整備には便利なアイテムですが、ホワイトレター部分の清掃には適していません。

脱脂力が非常に高いため、ホワイトレター部分に使用すると黒いゴム成分が染み出し、黒ずみの原因になることがあります。
同様に、石油系成分を含むカーシャンプーやタイヤワックスも、ゴムの劣化や白文字の剥がれ・変色につながる可能性があるため、注意が必要です。

タイヤを保管するときはカバーをつける

長期間保管する場合は、色移りや変色が起こらないようホワイトレター部分がほかのタイヤの黒いゴム面や地面と直接触れないようにすることが重要です。

1本ずつ専用のタイヤカバーを装着すれば、ホコリや紫外線、湿気からも守ることができ、ホワイトレターだけでなくタイヤ全体の劣化防止にもつながります。


屋外での保管時は、できるだけ直射日光を避け、風通しの良い場所を選びましょう。

タイヤの正しい保管方法について
詳しい記事はこちら

ホワイトレタータイヤを長持ちさせるならB-selectがおすすめ

点検の写真

タイヤは走行距離だけでなく、使用年数や保管状態によっても劣化が進みます。
ひび割れや偏摩耗などを放置していると、思わぬトラブルにつながる恐れもあるため、定期的にタイヤ点検を行いましょう。

ブリヂストンの「B-select」は、ブリヂストンのタイヤ専門店「コクピット」「タイヤ館」「ミスタータイヤマン」「ブリヂストンタイヤショップ」の中でも、高い接客・作業品質を保つ店舗のネットワークです。

店舗では、空気圧・残り溝・ひび割れや傷・偏摩耗といったタイヤの基本項目を無料で点検しているほか、クルマの状態に応じたオプションサービスの提案も行っております。

全国に800店舗以上を展開していますので、ご自宅近くでもドライブ先でも、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

ホワイトレタータイヤを取り入れてクルマをドレスアップさせよう

クルマの写真

ホワイトレタータイヤは、クルマの足元に存在感と個性をプラスできるドレスアップアイテムです。
白い文字が映えることでスタイリッシュな雰囲気になるだけでなく、「自分らしいクルマに乗りたい」というこだわりを表現できるのも魅力です。

ホワイトレターはDIYで装飾することも可能ですが、均一な発色や耐久性を求める場合は、市販のホワイトレタータイヤを選ぶのがおすすめです。

メーカー製のホワイトレターは文字部分のゴムや印字方法が工夫されており、紫外線や泥はねによる変色にも強く、長期間きれいな状態を維持しやすくなっています。

ブリヂストン タイヤオンラインストアなら、用途や好みに合ったホワイトレタータイヤを選び、そのまま取付作業予約までオンラインで完結できます。
購入したタイヤは予約した店舗に直接配送されるため、自宅での保管や運搬の手間がかかりません。

また、全国にあるブリヂストン認定のB-select加入店の提携店舗で専門スタッフが取付を行うため、仕上がりの美しさや作業品質も安心できます。
ホワイトレタータイヤの購入を検討している方は、ぜひブリヂストン タイヤオンラインストアをチェックしてみてください。