タイヤの種類を総まとめ!ご自身のクルマに合った最適なタイヤの選び方も紹介します

タイヤの写真

「自分のクルマに最適なタイヤはどれだろう?」と、タイヤ選びに迷った経験はありませんか?

タイヤと一口に言っても、実に様々な種類があります。

タイヤは路面と直接接触する唯一の部分なので、その種類や性能は、運転の安全性や快適性に大きく影響します。つまり、装着するクルマの種類や使用環境、用途に合わせて適切なタイヤを選ぶ必要があるのです。

しかし、そうは言っても豊富な種類の中から選ぶのは面倒に感じるかもしれません。

そんな方のために、この記事では、タイヤにはどのような種類があるのか解説したうえで、ご自身のクルマに合ったタイヤを選ぶ方法や、それを簡単に見つけられるおすすめのオンラインストアを紹介します。

タイヤの種類とは?

タイヤの写真

タイヤには、以下のような種類があります。

  • 季節や気候条件に適応したタイヤ
  • 性能に焦点を当てたタイヤ
  • 路面状況に対応するタイヤ
  • 特別な状況に対応するタイヤ
  • 適合車種別のタイヤ

季節や気候条件に適応したタイヤ

まずは、季節や気候条件に適応したタイヤの種類を紹介します。

サマータイヤ(夏タイヤ・ノーマルタイヤ)

サマータイヤ(夏タイヤ・ノーマルタイヤ)は、新車時に装着されているタイヤで、乾いた路面や濡れた路面での走行に適したタイヤです。

「サマータイヤ」という名称から夏専用と思われがちですが、標準装着されている「ノーマルタイヤ」のことも指すので、通常の路面であれば1年中装着しても問題ありません。

濡れた路面や、泥濘地(でいねいち)などの走行に特化したサマータイヤもあります。

また、スタッドレスタイヤからサマータイヤへの履き替えは、一般的には3月中旬からゴールデンウィークまでの間の降雪が終わる頃が目安です。

スタッドレスタイヤも夏場の走行は可能ですが、サマータイヤに比べて制動距離※が長くなる傾向があったり、減りが早くなってタイヤの寿命が短くなったりするため、夏場にはサマータイヤの装着をおすすめします。

※ブレーキを踏もうと思ったときからクルマを停止するまでの時間に走行した距離

ブリヂストン タイヤオンラインストアでは、サマータイヤのブランドとして「REGNO(レグノ)」「ALENZA(アレンザ)」「POTENZA(ポテンザ)」「Playz(プレイズ)」「ECOPIA(エコピア)」「CHRONICLE(クロニクル)」「DUELER(デューラー)」「GL-R(ジーエル・アール)」「DURAVIS(デュラビス)」を扱っています。

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)は、雪道や凍結路で滑らず、安全に走るために開発されたタイヤです。

タイヤのトレッド部に特別な形状(パタン)を採用することで、雪道でも滑りにくい構造となっています。

雪がよく降る地域に住んでいる方はスタッドレスタイヤを準備し、シーズンごとに交換しましょう。

また、そのほかの地域に住む方も、突然の積雪や路面凍結に備えるために、冬の時期はスタッドレスタイヤに交換しておくことをおすすめします。

例えば、東京都に住む方のスタッドレスタイヤへの推奨交換期間は12/3~12/19です。

タイヤ交換日目安の写真

※掲載されている初雪の日は、あくまで1991年から2020年までの30年間の平均値です。実際の初雪の日は前後する場合があります。

ぜひ一度、お住まいの地域の例年の初雪日・タイヤ交換日をチェックしてください。

ブリヂストンにはスタッドレスタイヤブランドとして「BLIZZAK(ブリザック)」があります。
北海道・北東北主要5都市での装着率No.1※1 のスタッドレスタイヤで、一般ドライバーの49.2%が装着しています※2。

※1 2022年12月~23年2月に、雪国の一般ドライバー11,946人を対象に行ったインターネット調査。ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社が第三者の調査会社に委託して実施。
※2 2023年1月~2月に、札幌市、旭川市、青森市、盛岡市、秋田市の5地区において、二段無作為抽出法により抽出された乗用車(含む軽)を保有している一般世帯を直接訪問して、乗用車の装着スタッドレス銘柄を調査。ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社が第三者の調査会社に委託して実施。

性能に焦点を当てたタイヤ

次に、性能に焦点を当てたタイヤの種類を紹介します。

コンフォートタイヤ

コンフォートタイヤは、静粛性や直進安定性など、乗り心地の快適さを追求したタイヤのことです。また、燃費効率や運動性能にも優れています。

長時間や長距離のドライブをする方、静かなドライブを好む方におすすめです。

ブリヂストンで扱うコンフォートタイヤには、「REGNO(レグノ)」ブランドや「ALENZA(アレンザ)」ブランドがあります。

スポーツタイヤ

スポーツタイヤは、グリップ性能と急発進や急加速、コーナリングなどの運動性能に優れたタイヤで、カーレースなどで用いられています。

スポーツカー以外にも幅広い車種に対応できるよう展開されています。

走行時のグリップやハンドリングを重視し、高い運転性能を追求する方におすすめです。

ブリヂストンのスポーツタイヤは、「POTENZA(ポテンザ)」ブランドで展開されています。

エコタイヤ(低燃費タイヤ)

エコタイヤ(低燃費タイヤ)は、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステムで、低燃費と安全性が一定以上のレベルを満たしたタイヤを指します。

走行時のタイヤの転がりを低減することで燃費を抑え、使用時のCO2削減に貢献します。

燃費の向上や環境への影響を重視する方におすすめです。

ブリヂストンが扱うエコタイヤには「ECOPIA(エコピア)」ブランドがあります。

路面状況に対応するタイヤ

路面状況に対応するタイヤには、オフロードタイヤがあります。

オフロードタイヤ

オフロードタイヤとは、泥濘地(でいねいち)や砂利道などの悪路や、未舗装の道を走るために開発されたタイヤです。
反対に、舗装された道路を走るためのタイヤはオンロードタイヤと呼ばれます。

また、オフロードとオンロードのどちらも対応したタイヤを、オールステージタイヤと呼びます。

オフロードタイヤは、山道や泥の多い場所など、一般的な道路以外での走行を頻繁に行う方におすすめです。

ブリヂストンがオフロードタイヤとして展開するブランドは「DUELER(デューラー)」です。

特別な状況に対応するタイヤ

続いては、特別な状況に対応するタイヤを紹介します。

ランフラットタイヤ

ランフラットタイヤは、特殊な設計が施されたタイヤで、空気圧がゼロになってもある程度の距離は所定のスピードで走行し続けることが可能です。そのため、もしパンクをしてしまっても安全な場所に移動でき、事故時の二次災害を回避するのに役立ちます。

走行中に釘などを踏んでしまったというような万が一に備えたい場合に適しています。

応急スペアタイヤ(テンポラリータイヤ・テンパータイヤ)

応急スペアタイヤとは、パンクなどのタイヤトラブル時に使用する予備のタイヤのことです。

「スペアタイヤ」と呼ばれることもあり、トランクや車体下に収納されています。

適合車種別のタイヤ

適合車種別のタイヤである車種専用設計タイヤには、SUV専用設計タイヤ、ミニバン専用設計タイヤ、軽自動車・コンパクトカー専用設計タイヤなどがあります。

SUV専用タイヤ

SUVは走行性能の力強さや、重量感のある車体が特徴です。
車重が重いことでセンター部分の偏摩耗が発生しやすいため、偏摩耗を抑制し、耐久性を重視したタイヤが開発されています。

ブリヂストンには、SUV専用設計タイヤとして「ALENZA(アレンザ)」ブランドと「DUELER(デューラー)」ブランドがあります。

ALENZA(アレンザ)ブランドはオンロード系SUV向けに開発されたタイヤで、DUELER(デューラー)ブランドはオフロード系SUV向けに開発されたタイヤです。

ミニバン専用タイヤ

ミニバンは多人数で乗車ができることが特徴です。
一方で、車の重さでタイヤへの負担が大きく、重心が高いため車体がふらつきやすくなります。また、クルマが重くなりやすいため、タイヤが早く減りやすく、コーナリングやブレーキ時に部分的に強い力がかかるため偏摩耗を起こしやすいという特徴があります。
さらに、車内空間が広く、特に後部座席でのノイズが大きくなる傾向があるため、静粛性が求められます。

このようなミニバンの特徴に配慮した専用タイヤが開発されており、ブリヂストンには「Playz(プレイズ)PX-RVⅡ」や「CHRONICLE(クロニクル)RV」があります。

軽自動車・コンパクトカー専用タイヤ

軽自動車・コンパクトカーはタイヤの径が小さいので、普通車と同じ距離を走った場合回転数が多くなり、タイヤが早く減りやすいとされています。
また、小回りがきき、据え切りが多くなることによってタイヤの偏摩耗も見られるため、耐摩耗性の高いタイヤが開発されています。

ブリヂストンでは「REGNO(レグノ)」ブランドから、REGNO(レグノ)GR-Leggeraを展開しています。

※ミニバン専用タイヤ、軽自動車・コンパクトカーの専用タイヤ、SUV専用タイヤは、そのタイヤサイズが主に使用される車種で区分しています。従って、車種別専用設計タイヤのサイズが使用車両の新車装着サイズやオプションサイズ、あるいはサイズ対応が認められているサイズであれば専用車種以外の車でご使用いただいても問題ありません。

タイヤの選び方

ブリヂストンタイヤオンラインストアのスマホ画面の写真

ここまでで、タイヤは使用するシーズンや機能性の違いにより、様々な種類があることが分かりました。

では、その豊富な種類の中からどのようにタイヤを選べば良いのでしょうか。

続いては、タイヤの基本的な選び方や注意点、ご自身のクルマに合うタイヤを簡単に見つけるおすすめの方法を紹介します。

目的や用途に応じたタイヤを選ぼう

タイヤ選びの基本は、目的や用途に合った性能のタイヤを選ぶことです。

積雪地帯ならスタッドレスタイヤ、山道の走行ならオフロードタイヤなど、走行環境に合うものを選びましょう。

また、静粛性が高い、燃費が良いなど、ご自身が求める性能が備わっているかも大切なポイントです。前章で紹介したようなコンフォートタイヤやエコタイヤをぜひチェックしてください。

目的や用途に加えて、自分の車に合ったタイヤを簡単に選びたい場合に使える「タイヤ選びガイド」もございますので、ぜひご活用ください。

そのほか、偏平率が低いほど運動性能は良くなり、偏平率が高いほど快適性能が良くなるというタイヤの特性もあるので、以下の記事で詳しく見ておきましょう。

偏平率について
詳しい記事はこちら

タイヤの購入先にも気を付けよう

タイヤは、保管方法が悪かったり、製造年月日から長期間経過していたりすると、新品で購入してもすぐにタイヤ交換をしなければならない場合があります。

タイヤを選ぶ際は以下のような点に注意してください。

  • 信頼できる販売店から購入する
  • ネット通販で購入する場合はロゴや商品説明を確認する
  • 返品ポリシーなどを確認しておく

タイヤを選ぶときは、適切な方法でしっかりと保管がされている、信頼できる販売店から購入するようにしましょう。

さらに、万が一サイズを間違えて購入してしまった場合の返品ポリシーなども確認しておくと安心です。

ブリヂストン タイヤオンラインストアなら、タイヤサイズを間違えて購入してしまった場合に無料で返品・交換ができる「サイズ間違い保証」が付いてきます。

タイヤのネット購入については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ネット購入について
詳しい記事はこちら

ブリヂストン タイヤオンラインストアがおすすめ

前述の通り、タイヤは幅広い種類の中から目的や用途に合ったものを選ぶ必要があります。
幅広いラインナップから選びたい方、自分で1から選ぶのは難しいと感じる方には、ブリヂストン タイヤオンラインストアの活用がおすすめです。

ブリヂストン タイヤオンラインストアでは、タイヤメーカーならではの技術で開発された品質に優れたタイヤが幅広くラインアップされています。
前章でご紹介したように、シーズン別タイヤはもちろん、機能別タイヤの種類も豊富です。

メーカー公式のサイトのため、偽ブランドのタイヤを購入してしまう心配もありません。

ブリヂストン オンラインストアでは、「クルマから探す」「タイヤサイズから探す」「タイヤブランドから探す」という3つの方法から検索できるため、希望のタイヤを見つけやすいでしょう。

さらに「タイヤ選びのAI診断サービス」という機能もあり、シンプルな質問に答えるだけでAIが最適なタイヤを提案してくれます。
自分の車にピッタリのタイヤが手軽に探せる、ブリヂストン独自のサービスです。

AI診断の写真

また、タイヤ購入と同時に取付作業店舗の予約が取れるのも便利なポイントの一つです。

取付作業は、全国に約700店舗あるB-select加入店が行います。

「B-select」とは、ブリヂストンのタイヤ専門店「コクピット」「タイヤ館」「ミスタータイヤマン」「ブリヂストンタイヤショップ」の中でも、高い接客・作業品質を保つ店舗のネットワークのことです。

購入したタイヤはメーカーから取付作業店舗に直接届けられるため、予約した日に対象のクルマでご来店いただくだけでタイヤ交換が可能です。

タイヤ交換する際は、ぜひブリヂストン タイヤオンラインストアをご活用ください。

タイヤの種類を理解して最適なものを見つけよう!

スマホを触る男性の写真

タイヤの種類は非常に豊富です。

路面に直接触れるタイヤは、クルマの乗り心地や運動性能を左右する重要な保安部品のため、種類別の特徴を理解して車種や用途に合ったタイヤを選ぶようにしましょう。

タイヤ交換を考えている方は、タイヤ購入から取付作業予約まですべてオンライン上で完結するブリヂストン タイヤオンラインストアをご検討ください。